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ブログを使って集客したい!と考えるWeb管理者さんは多くいらっしゃると思いますが、記事内容にばかり気を取られてしまって、裏側のソースのことまで配慮できている方は少ないのではないでしょうか?せっかく苦労して書いたブログもHTMLソースを正しく理解して書かなければ、SEO的な効果は半減してしまいます。
今回は主にワードプレスで記事投稿する際に気をつけるべきHTMLの基本について記載します。
ブログの書き方-その1【見出しタグ】
見出しタグ(hタグ)はブログ記事を書く上で非常に重要です。「見出し」の良し悪しでコンテンツの良し悪しが決まってしまうと言っても過言ではありません。
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<h1>見出し1</h1> <h2>見出し2</h2> <h3>見出し3</h3> <h4>見出し4</h4> <h5>見出し5</h5> |
見出しタグは文字サイズや色や装飾等が実装されているかと思いますが、それを見栄え変更目的で使ってはいけません。
見出し1の使い方
見出し1(h1タグ)はそのページ内で1回しか使いません。多くの場合がブログタイトルでh1タグをしようしているので、ブログの本文内ではh1タグは使ってはいけません。
見出し2〜見出し5までの使い方
見出し2からは回数制限はありませんが、順番を守るというたった1つのルールがあります。
どういうことかというと、順番飛ばしをしてはいけないということです。
「見出し2」の次は「見出し3」が正解。
ここで「見出し2」から「見出し4」まで順番飛ばしをしてはいけません。
ただ、段階的な戻りは問題ありません。
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<h1>見出し1</h1> <h2>見出し2</h2> <h3>見出し3</h3> <h2>見出し2</h2> |
ブログの書き方-その2【引用タグ】
googleはコピーコンテンツを嫌います。
WIKIpediaなど、そのままコピペしてたりするとコピーコンテンツとして認識され、ユーザにとって有益なサイト(コンテンツ)ではないと認識されてしまいます。
そこで重要なのが「引用タグ(blockquoteタグ)」です。
こっからここまで引用ですよーとgoogleさんにアナウンスし、コピーコンテンツとして悪用しているわけではないよーと伝えなければいけません。
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<blockquote>引用しているテキストエリア</blockquote> |
ブログの書き方-その3【強調タグ】
強調タグには(strongタグ)と(emタグ)の2種類があります。
(strongタグ)の方がより強調していることになりますが、これも装飾のために使ってはいけません。
太字や、文字の色などは必ずCSSで行って、本当に強調したいキーワードやセンテンスだけを(strongタグ)で記述しましょう。
この強調タグ(strongタグ)は頻発するとgoogleからの評価を下げてしまったりするので、本当に強調したい場合のみに使用することをおすすめします。
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<strong>強調したいテキストエリア</strong> |
ブログの書き方-その4【リストタグ】
私もよくサボってしまいますが、リストで見せたい場合、「・」を使ってそれっぽく見せれてしまいます。
本来、項目等のリストはリストタグを使用する方が好ましいです。
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<ul> <li>リスト1</li> <li>リスト2</li> <li>リスト3</li> </ul> |
ブログの書き方-その5【改行タグと段落タグ】
改行(brタグ)と段落(pタグ)についての違いついてあまり意識されていない方も多いかと思います。
上記にあるように(brタグ)は改行で、(pタグ)は段落を表しています。
ワードプレスの場合、設定にもよりますが、多くの場合単純にエンターを押すと(brタグ)ではなく、(pタグ)が生成されます。
通常、段落はトピックスの移り変わりで発生するものなので、改行目的で(pタグ)を使用するのは好ましいとは言えません。
本来の意図を理解して記述することで、正しくgoogleにアナウンスすることが可能です。
ちなみにワードプレスの場合は多くが
enter = (pタグ)
shift + enter =(brタグ)
となります。
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<p>テキストテキストテキスト<br> テキストテキストテキストテキストテキストテキスト </p> |
※余談ですが、スペースを空けようとして、(brタグ)の連射は好ましくありません。SEOを意識するようであれば、(brタグ)の連射は控えるようにしましょう。
まとめ
ブログを書くという作業はとても労力のかかるタスクです。
その大変な作業をちょっとしたHTMLコードの書き方でマイナスジャッジを受けるのは本意ではないかと思います。
ブログに必要なHTMLコードの数はそれほど多くはないので、少しだけ意識して書いてみてはいかがでしょうか。