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Webサイトの ユーザビリティ は近年重要視されていますが、ただ単に使い勝手を向上させても目的の成果は上がりません。
使いやすくしたところで、ユーザーが コンバージョン してくれなければWeb担当者としては意味はないわけで、そこの部分を考慮しなくてはなりません。
では、どのようにWebサイトの ユーザビリティ 向上を考えるべきでしょうか。
ユーザビリティのテクニック的要素は以下記事をご確認ください。
ユーザーをコントロールするためのユーザビリティ
よくWebサイトの ユーザビリティ 改善を検討する際に、使い勝手と見やすさを向上させることだけにフォーカスが当たり、本来の コンバージョン 数を増やすという目的が抜け落ちてしまっていることがあります。
あくまでも コンバージョン 数を向上させるために検討実行されなければなりません。
その原点に帰ると、Web担当者が実行しなければならないことは、Webサイトに流入後、ユーザーにコンバージョンを実行しやすくする方法を考える必要があります。
ではユーザーをコントロールする ユーザビリティ とは具体的にどのように検討すべきなのでしょうか。
以下にて代表的な例を3点挙げます。
外部へのリンクは要検討
外部へのリンクは要検討すべきです。
外部サイトへのリンクはせっかく流入してくれたユーザーをわざわざ外に出す訳なので、本当に必要なのかどうかはしっかりと検討すべきです。
その情報をそのサイト内で補填できるのであれば、補填すべきですし、必要性が低いようであれば、外部サイトへのリンクは控えるべきです。
特に最近では、あまり考えなしにSNSへのリンクが貼ってあるケースが見受けられます。
もちろん必要な場合はリンクを貼るべきですが、別窓で貼る等の工夫が必要です。
導線はコンバージョンからの逆算
こういった記事の場合、関連記事や人気記事といったレコメンドが無いケースは非常に少なくなりました。
しかしそのレコメンドだけだと記事間を移動するだけで終わってしまいかねません。
しっかりと コンバージョン ページへの導線も検討すべきです。
必要ないページは削除も検討する
PV数が多いページは重宝してしまう傾向にありますが、そのページの離脱率が著しく高かったりする場合はページ削除を含めて検討を行う必要があります。
離脱率の改善は直帰率の改善以上に困難です。
ある程度、導線やユーザビリティが整備されているWebサイトであれば、尚更改善されないことも多いので、潔く諦めてページ削除をすることで、コンバージョンページのPV数が上がることも多くあります。
しかし、そのPVがランディングによるものであれば、削除は禁物です。
ランディングページ はサイトへの入り口としての役割を果たしているので、最優先にそのページからその他のページへの導線を見直す必要があります。
場合によってはランディング用として直帰率が高くないのであれば、離脱率は犠牲もやむなしと考えるのも一つです。
まとめ
非常にベタな基本的要素をご紹介しました。
ユーザビリティに関しては他にも書いてますので、お手すきであれば。
テクニック的なユーザビリティは多く紹介されていますが、考え方等は中々見受けられないので、Web担当者さんは、定期的に「何のためにWebサイト改善を検討してるのか?」を考え直す時間があってもいいかと思います。
何かの参考になれば。