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【2018年度版】IT導入補助金ってなんだ?簡単に解説

IT導入補助金

Contents

最近、お客様から質問が多いのがIT導入補助金についてです。
弊社もIT導入支援事業者登録を済ませていますが、補助金自体にそれほど詳しくなかったので、調べついでに記事にしました。
私自身、「補助金」と「助成金」の違いもよくわかっていなかったので、その辺も含めてご紹介します。

補助金と助成金の違い

補助金と助成金は、どちらも国や地方公共団体から得られる資金のことです。
特徴としては返済不要の資金であるということです。

助成金は、主に厚生労働省が管轄する制度で、支給要件を満たしていれば誰でも受給可能です。
よく聞く助成金としては「キャリアアップ雇用奨励金」や「キャリア形成促進助成金」、「雇用調整助成金」など雇用に関する制度が中心です。

その一方、補助金は、主に経済産業省が管轄する制度で、助成金との最も大きな違いは支給要件を満たしていても審査に通過しなければ受け取ることができない点です
補助金を利用したい場合は、その補助金を利用することで、いかに事業が活性化し、社会に貢献できるかといったことを証明する必要があります。
良く聞く補助金は新規事情をスタートさせるための設備投資などに使用する「ものづくり補助金」あたりでしょうか。
人事雇用を中心とした助成金に対して、補助金は事業拡大をサポートする制度が多いです。

補助金と助成金の注意点

結構勘違いされてらっしゃる方も多いので補足しますが、補助金も助成金も、後払いであるという点です。
企業が事業者に支払った上で、支給されるお金です。
請求後、すぐに支払われることはまずないので、資金繰りに余裕がある場合のみに利用が可能です。

IT導入補助金とは

https://www.it-hojo.jp/ 公式サイト

では、ここから本題のIT導入補助金について記載します。
先に掲載した通り、補助金ですから経済産業書が実施しています。
「IT導入補助金」は、2017年度に開始されました。
2017年度は100億円だった予算が、2018年度は500億円にまで引き上げられ、想定利用企業数は1万5,000社から13万5,000社まで拡大されたため、昨年度より多くの企業が補助金を活用できるようになりました。
下記に詳しく掲載しますが、2017年度は最大上限75万円でしたが、今回は最大上限50万円となり、1社当たりの支給額を減らし、多くの企業が活用できるように改変されています。

補助対象

決済システム、経理・会計システム、顧客管理システム等のITツールやホームページ制作などの費用の一部を国に補助してもらえます。

補助金の金額

上限50万円 下限15万円
補助率は総合計の1/2以下です。
例)100万円のホームページ制作をした場合、50万円の補助金が得られる。※実質50万円

申請期間

6月20日〜8月3日
公募期間は約1ヶ月半です。
上記は二次の募集で、三次募集も予定されていますが、予算消化型制度なので、無くなったら打ち切られます
やるなら早いに越したことがないわけです。

IT導入補助金の難点

補助金全てに言えることですが、提出する準備資料がかなり大変です。
これはIT導入支援事業者・サービス事業者(要するに弊社のような制作会社)側の大変さではなく、お客様にご用意いただく資料が多いということです。
個人事業主の場合は結構個人的なことも聞かれるので、その辺も含めて大変です。

また、昨年度も実施されたことから、今年度はより多くの申請があるのでは?というのが、業界の見立てのようです。
多くの申請があるということはそれだけ競争率が高くなるので、労力に対して最大50万円という対価が見合っているかは、しっかり検討が必要かと思います。
また、先ほどIT導入支援事業者という言葉がでましたが、この補助金を扱うという事業者でなくてはいけないというのもIT導入補助金を利用する上で重要です。お付き合いのある制作会社が申請していなければ、この補助金は使えません。

まとめ

あくまで出るか出ないかわからないのが補助金なので、期待しすぎは禁物です。
しかし、出るか出ないかまでの審査は無料なので、ホームページ制作やECサイト制作を検討中の方は以下よりお問い合わせいただけましたら、ご対応いたします。

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