Contents
今回はホームページ制作の担当者さん向けに「ホームページ制作会社に言ってはいけないこと」をまとめました。
なぜこんな記事を発信するのか?
ホームページ制作はIT分野とは言え、「人が制作」します。
ホームページの出来栄えは制作会社のスキルはもちろんですが、担当者さんとのコミュニケーションも重要なポイントとなります。
Web担当者の皆さんは
モチベーション高く制作してもらいたいですか?
モチベーション低く制作してもらいたいですか?
間違いなく前者だと思うんです。
でも、実はWeb担当者さんの思ってもないところで制作者を傷つけていたり、モチベーションを下げていたりします。
弊社のようにディレクターと制作者を分けている場合は問題になりにくいですが、制作者と直接やり取りする方は少しだけ気をつけるポイントとして目を通していただければ嬉しいです。
言ったらいけないことその1「このホームページのデザインをパクって」
「パクって」って大阪弁かも。。
要するに「マネて」とか「盗んで」みたいな感じです。
Web担当者さんからすると「デザインをパクって」は要望が明確に伝わります。
また参考になるホームページデザインがあった方が創りやすいだろうという善意であるケースもあるでしょう。
しかし、制作者はクリエイターとしての自負(プライド)があります。
まぁお客様からしたら知ったこっちゃないかと思いますが、これがモチベーションを大きく下げる。。
でも皆さんプライドもって制作している奴に仕事頼みたくないですか?
制作者はパクりたくないのではなく、「自分でなければならない理由」を見つけたいんです。
「パクるんだったら、どっか極端に安いところに頼めばいいだろ」
って思う制作者はきっといい仕事するいい制作者です。
言ったらいけないことその2「修正、エラー、バグ」
これも不用意に使うとコミュニケーションギャップを生んでしまいます。
制作の過程で変更になる箇所はあると思います。
「修正」ではなく「変更」の場合※ここ重要
エラーやバグというと制作者に問題があると伝えているようなものです。
Web担当者さんの中には修正変更箇所を全てまとめてエラーやバグと言ってしまう方がいますが、「修正」と「変更」は制作者にとっては全く意味が違います。
できれば「変更依頼」みたいな感じで伝えてもらえると制作者はモチベーションを維持したまま制作できると思います。
言ったらいけないことその3「サービスでやっといて」
気持ちはわかります。
制作会社は仕入れがあって、モノを提供している訳ではないので、クライアントさんが勘違いしてしまう部分です。
正直、作業を無料でやってしまえばホームページ制作会社はすぐ潰れます。
なんせ、人が動く工数を販売している訳なので、それを無料で提供しだしたら、売るものないですからね。
制作側からしたら自分の今の作業は「タダ働き」なわけで、そんなクライアントさんを好きで居続けられる訳がありません。
新規の依頼の場合は運用保守契約を結んでいないのであれば、全てコストがかかると考えていた方がいいと思います。
もちろん他にもあったりするんですが、トップ3としてはこんな感じかと思います。
もしかすると大阪に特に多いとかあるかもしれませんが、ホームページ制作会社と上手くやるための参考までに。