アクセス解析

一定規模以上でなければアクセス解析は効果を発揮しない

一定規模以上でなければアクセス解析効果を発揮しない

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何度かこのブログでも何度か
「集客できていないのであれば、アクセス解析ツール眺めるよりもブログの一つでも書いていた方がいい」
という内容を記載しました。

Web担当者さんにとって重要なのは成果。その成果を向上させるために必要なタスクは自社ホームページの状況によって異なります。

今回は「アクセス解析が必要なサイト」と「まだ必要ではないサイト」について記載します。

自社が今どのフェーズにいるのか?を検討する素材になれば幸いです。

アクセス解析が必要かどうか判断する材料を集める

まず確認すべきはアクセス解析です。

ここではがっつりとデータ解析するというわけではなく「現状を把握する」程度で十分です。

もし、御社のサイトにアクセス解析ツールが導入されていないようであれば、まず行うべきはホームページ制作会社にアクセス解析ツール(google analytics)の導入からです。

1、アクセス解析を導入

ここでgoogleアナリティクスの導入方法を掲載すると記事が長くなってしまいますので、他に詳しく掲載してくれているページが多くあります。

この辺を参考に導入してみてください。

https://wacul-ai.com/blog/access-analysis/google-analytics-setting/ga-register/

だいたい導入後理想は半年、最低でも3ヶ月程度は様子を見る必要があります。

2、ウィークポイントを把握

アクセス解析データを見てまず把握すべきはセッション数とコンバージョン率です。

ザクっと1ヶ月平均の「セッション数」を確認しましょう。

※確認方法:「ユーザー」→「概要」→「セッション」

そして、コンバージョン設定しているようであれば、「コンバージョン数」を確認します。

※確認方法:「コンバージョン」→「概要」→「目標完了数」

もしコンバージョン設定していないのであれば、大体月にどれくらいコンバージョンしているか受信メール等々で確認していきましょう。TEL対応もしているのであれば、それも含めて。

そうすると「セッション数」と「コンバージョン数」が把握できます。

「コンバージョン数」 ÷ 「セッション数」 × 100 =コンバージョン率(%)

を算出してみてください。

これだけで、何から手をつけるべきか?の大まかな素材が整います。

具体的にホームページ改善のポイントを絞る

コンバージョン数の目標値を設定します。

ここでは希望的目標値ではなく、現実的で目標値を検討してみてください。

「まずは、このくらいの数値が欲しい」というレベルの数値です。

10件は欲しいなぁ。。なのか500件は必要。。という数の差は現在の立ち位置によって様々だと思います。

そこから具体的にどこが足りていないのか?を例を持って検討します。

ホームページ改善の検討方法

【ホームページの現状】

セッション数 : 5,000
コンバージョン数 : 5件
コンバージョン率  :0. 1%

こんなサイトがあったとします。

目標値が10件だった場合、単純に考えると、セッション数を2倍にするかコンバージョン率を2倍にすれば、達成するはずです。

さて、この場合どちらが現実的でしょうか?

セッション数を今の質を落とさず、いきなり倍にすることはコスト的にも技術的にも中々難しいです。

単純に広告出して希望的数値でワンクリック100円としても50万。

1コンバージョンあたりのコストが10万ってのは多くの方が納得できないのではないでしょうか。

このケースではサイトの営業力を工場させる方が圧倒的に効率的です。

0.1%を0.2%にするなんて、もう誤差範囲レベルです。

 

しかし、以下のようなサイトではどうでしょうか?

セッション数 : 500
コンバージョン数  :  5件
コンバージョン率  :  1%

この場合は集客。セッション数を倍にする方が早くて楽です。

多くのサイト運用で感じるのは、セッション数が少ないうちはアクセス解析して、サイト営業力を高めても中々成果はあがりません。

目標に対してアクセス数、コンバージョン率が適切であるかどうかを判断すれば、おのずと答えが導きだされます。

まとめ

勘違いがあると困るのですが、アクセス解析はやっていた方がいいに決まってます。

ただ、アクセス解析にも度合いがあって、10のユーザデータを対象にするのと、10,000のユーザデータを対象にするのとでは、データの有意性も解析から導き出された施策のインパクトも大きく違ってきます。

アクセス解析もタダではできないので、今自社サイトにとって重要なのは何なのか?

それを明確にした上で、ホームページを改善していく必要があると言えます。

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