【2026年最新】Googleサーチコンソールの使い方|初心者でも迷わない設定から分析まで完全ガイド

【2026年最新】Googleサーチコンソールの使い方|初心者でも迷わない設定から分析まで完全ガイド
サーチコンソールの使い方

「サーチコンソール 使い方」で検索したあなたへ。

「GA4は使ってるけど、サーチコンソールは使っていない」——弊社でアクセス解析を始める際、こう話されるお客様が相当数いらっしゃいます。もしあなたも同じ状況なら、検索流入を増やすための重要なデータを見逃しているかもしれません。

Googleサーチコンソールを使うと、「どのキーワードで何位に表示されているか」「どのページがGoogleに認識されていないか」「サイトのどこに問題があるか」が無料で把握できます。
GA4ではわからない、ユーザーがサイトに訪れる”前”の情報です。

この記事では、初めての設定から、検索パフォーマンスの読み方、エラー対処、GA4との連携まで、初心者でも迷わず実践できるよう完全ガイド形式で解説します。月1回のチェックを習慣にするだけで、検索順位の改善やアクセス増につながる打ち手が見つかるようになります。

Googleサーチコンソールとは?GA4との違いを先に理解しよう

Webサイトを運営する上で、Google検索からの集客は非常に重要です。
その成果を最大化するために欠かせないツールが「Googleサーチコンソール」と「Googleアナリティクス4(GA4)」です。
これらはどちらもGoogleが提供する無料ツールですが、それぞれ異なる役割を持っています。
まずは、それぞれのツールの概要と、両者の違いを理解することから始めましょう。

Googleサーチコンソールでできること・わかること

Googleサーチコンソール(旧称:Googleウェブマスターツール)は、Google検索結果におけるWebサイトのパフォーマンスを監視、管理、改善するための無料ツールです。
サイト運営者やSEO担当者にとって必須のツールと言えます。

具体的にGoogleサーチコンソールでできること・わかることは多岐にわたります。

  • 検索パフォーマンスの把握: どのような検索キーワードでサイトが表示され、クリックされたか、その際の平均掲載順位やクリック率(CTR)などを確認できます。
  • インデックス状況の確認: Googleがサイトのページを正しく認識(インデックス)しているか、どのページがインデックスされているか、されていないかを確認できます。
  • サイトの健全性のチェック: クロールエラー、モバイルユーザビリティの問題、セキュリティの問題、手動による対策(ペナルティ)など、Googleがサイトに認識している問題点を発見し、改善に役立てることができます。
  • サイトマップの送信: サイトの構造をGoogleに効率的に伝えるためのサイトマップを送信できます。
  • 被リンクの確認: どのようなサイトからリンクを受けているかを確認し、SEO対策に活用できます。
  • URL検査ツール: 特定のURLがGoogleにどのように認識されているか、インデックスされているか、問題がないかなどを個別に詳細に確認できます。

これらの機能を通じて、Googleサーチコンソールは「ユーザーがサイトに訪問する前の状況」を深く分析し、検索からの流入を増やすための改善点を見つけるのに役立ちます。

GA4との役割の違い|「検索前」と「検索後」で使い分ける

GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクス4(GA4)は、どちらもWebサイトの分析に不可欠なツールですが、それぞれが担当する分析のフェーズが異なります。この違いを理解することが、両ツールを効果的に活用する鍵となります。

Googleサーチコンソールは、主に「ユーザーが検索エンジンでサイトを見つけるまで」のデータに特化しています。つまり、ユーザーがどのようなキーワードで検索し、サイトが検索結果にどのように表示され、クリックされたかといった、サイトにアクセスする「前」の段階の情報を詳しく分析できます。

一方、GA4は「ユーザーがサイトに訪問した後」の行動を分析するためのツールです。サイトに流入したユーザーがどのページを閲覧したか、どのくらいの時間滞在したか、どのような経路をたどったか、コンバージョンに至ったかなど、サイト内でのユーザーの動きを詳細に把握できます。

例えるなら、Googleサーチコンソールが「お店にたどり着くまでの道のり(集客)」を分析するツールであるのに対し、GA4は「お店に入ってからの顧客の行動(接客)」を分析するツールと言えるでしょう。 両者を連携させることで、検索からの流入からサイト内での行動、そしてコンバージョンまでを一気通貫で分析し、より深い洞察を得ることが可能になります。

無料で使えるのにほとんどの中小企業が活用できていない理由

Googleサーチコンソールは無料で利用でき、Webサイトの改善に不可欠な多くの情報を提供しますが、多くの中小企業が十分に活用できていない現状があります。その理由はいくつか考えられます。

  • ツールの認知不足・重要性の理解不足: まず、そもそもGoogleサーチコンソールの存在や、それが提供するデータの重要性を知らない、あるいは理解していないケースがあります。
  • 専門知識のハードル: ツールを使いこなすには、ある程度のSEOやWebマーケティングに関する知識が必要です。専門用語やレポートの見方に戸惑い、活用を諦めてしまう中小企業も少なくありません。
  • リソースの不足: 中小企業では、Webサイトの運用に専任の担当者を置けないことが多く、日々の業務に追われて分析や改善にまで手が回らないという課題があります。
  • 他のプラットフォームへの注力: 近年ではSNSや広告など、他の集客チャネルに注力するあまり、検索エンジンからの流入分析がおろそかになっている場合もあります。
  • 成果への直結が見えにくい: サーチコンソールで得られるデータは、直接的な売上や問い合わせに直結するものではないため、その価値を実感しにくいと感じる経営者もいるかもしれません。しかし、検索流入の改善は長期的なビジネス成長の土台となります。

これらの理由から活用が進まない中小企業が多いですが、Googleサーチコンソールは「顧客の生の声」である検索キーワードを把握できる唯一のツールであり、SEO対策やコンテンツ改善の強力なヒントを与えてくれます。 適切に活用することで、競合との差別化を図り、持続的なWeb集客を実現できる可能性を秘めています。

まず最初にやること|設定・プロパティ登録の手順

Googleサーチコンソールを最大限に活用するためには、まず適切な設定とプロパティ登録を完了させることが不可欠です。この章では、初心者の方でも迷うことなくスムーズに設定を進められるよう、具体的な手順を解説します。

Googleアカウントの準備と管理画面へのアクセス

Googleサーチコンソールを利用するには、Googleアカウントが必須です。すでにGmailなどを利用している場合は、そのアカウントをそのまま使用できます。まだお持ちでない場合は、Googleアカウント作成ページから無料で作成してください。

アカウントの準備ができたら、Googleサーチコンソールの公式サイトにアクセスします。通常、Googleアカウントでログインしている状態であれば、すぐに管理画面に遷移するか、プロパティの追加を促される画面が表示されます。

プロパティの種類「ドメイン」vs「URLプレフィックス」どちらを選ぶべきか

サーチコンソールにサイトを登録する際、「ドメインプロパティ」と「URLプレフィックスプロパティ」の2種類の登録方法が提示されます。それぞれの特徴を理解し、自身のサイトに最適な方法を選択しましょう。

  • ドメインプロパティ:サイト全体のデータを包括的に管理したい場合に推奨されます。HTTP、HTTPS、wwwあり、wwwなし、サブドメインなど、あらゆるURLをまとめて追跡できるため、最も汎用性が高く、設定の手間も一度で済みます。所有権の確認にはDNSレコードを使用します。
  • URLプレフィックスプロパティ:特定のURL(例: https://www.example.com/)のみを追跡したい場合に選択します。サブドメインやプロトコル(HTTP/HTTPS)が異なるURLは、それぞれ個別にプロパティとして登録する必要があります。HTMLファイルアップロード、HTMLタグ、Googleアナリティクス、Googleタグマネージャーなど、多様な方法で所有権を確認できます。

基本的には、サイト全体を網羅的に分析できる「ドメインプロパティ」での登録が推奨されます。ただし、DNS設定へのアクセスが難しい場合や、特定のサブディレクトリのみを管理したい場合は「URLプレフィックスプロパティ」を選択することも可能です。

所有権の確認方法|WordPressサイトの場合の手順

プロパティを登録したら、次にそのサイトの所有者であることをGoogleに証明する必要があります。これを「所有権の確認」と呼びます。主な確認方法は以下の通りです。

  • HTMLファイル:Googleから提供される特定のHTMLファイルをサイトのルートディレクトリにアップロードする方法です。
  • HTMLタグ:Googleから提供されるタグをサイトのセクションに追加する方法です。
  • Googleアナリティクス:サイトにGoogleアナリティクス(GA4)のトラッキングコードがすでに設置されている場合、同じGoogleアカウントでログインしていれば自動的に確認できます。
  • Googleタグマネージャー:サイトにGoogleタグマネージャーのコンテナが設置されている場合、同じGoogleアカウントでログインしていれば自動的に確認できます。
  • ドメイン名プロバイダ:DNSレコード(TXTレコード)を追加する方法です。ドメインプロパティの確認に利用されます。

WordPressサイトの場合、最も手軽で安全な方法は「SEOプラグインを使う方法」または「Googleアナリティクス・Googleタグマネージャーと連携する方法」です。

①SEOプラグインを使う方法【初心者に最もおすすめ】 Yoast SEOやRank Math SEOなどのSEOプラグインを導入している場合、プラグインの設定画面からサーチコンソールのHTMLタグを貼り付けるだけで所有権の確認が完了します。テーマファイルを直接触る必要がなく、WordPressのアップデートによって設定が消えるリスクもないため、最も安全でシンプルな方法です。

②Googleアナリティクス(GA4)と連携する方法 すでにGA4を導入済みの場合、同じGoogleアカウントでログインしていれば自動的に所有権が確認できます。別途タグを追加する手間が不要なため、GA4を使っている方はこちらが最も手軽です。

③Googleタグマネージャー経由で確認する方法 Googleタグマネージャーをサイトに導入している場合も、同じGoogleアカウントであれば自動確認が可能です。

④HTMLタグを直接設置する方法【上級者向け】 上記の方法が使えない場合は、Googleから提供されるHTMLタグをサイトの<head>内に設置する方法があります。ただし、WordPressのテーマファイル(header.php)を直接編集するのはアップデート時に設定が上書きされるリスクがあるため推奨しません。必ず子テーマを使用するか、「WPCode」などのコードスニペット管理プラグインを活用して設置してください。

データが反映されるまでの期間の目安

所有権の確認が完了しても、すぐにすべてのデータがサーチコンソールに表示されるわけではありません。データが反映されるまでには、通常数日から数週間かかることがあります。特に、新規サイトの場合はGoogleがサイトをクロールし、データを収集するのに時間がかかる傾向があります。

焦らず、まずはサイトが正しく設定されていることを確認し、定期的にサーチコンソールをチェックするようにしましょう。最低でも24〜48時間は待ってから、データが表示されないか確認するのが一般的です。

画面の見方|初心者が最初に見るべき4つのレポート

Googleサーチコンソールには多くの機能がありますが、初心者がまず最初に確認すべきは、サイトの現状を把握するための主要なレポートです。これらのレポートを定期的に確認することで、サイトのパフォーマンスやGoogleからの評価を効率的に理解し、改善点を見つけることができます。まずは、左側のメニュー構成を把握し、特に重要な4つのレポートに焦点を当てて見ていきましょう。

左メニューの構成と各項目の役割

Googleサーチコンソールにアクセスすると、左側にナビゲーションメニューが表示されます。このメニューは、サイトの健全性やパフォーマンスに関する様々な情報にアクセスするための入り口です。主な項目としては、「概要」「検索パフォーマンス」「インデックス作成」「エクスペリエンス」「拡張」などがあります。「概要」ではサイト全体のパフォーマンスのサマリーが確認でき、それぞれの項目をクリックすることで、より詳細なレポートへと進むことができます。各項目の役割をざっくりと理解することで、迷うことなく必要な情報にたどり着けるようになります。

①検索パフォーマンス|どんなキーワードで来ているか

「検索パフォーマンス」レポートは、あなたのサイトがどのようなキーワードでGoogle検索結果に表示され、どれくらいクリックされているかを把握するための最も重要なレポートの一つです。このレポートでは、「合計クリック数」「合計表示回数」「平均CTR(クリック率)」「平均掲載順位」という4つの主要な指標を確認できます。特に重要なのは、ユーザーが実際にどのような検索クエリ(キーワード)を使ってサイトにたどり着いているかを知ることです。これにより、ターゲットユーザーのニーズを深く理解し、コンテンツ戦略の改善に役立てることができます。

②URL検査|特定ページのインデックス状況を確認

「URL検査」ツールは、特定のURLがGoogleにどのように認識されているか、または認識されていないかを調べる際に非常に役立ちます。このツールを使うと、Googleがそのページをインデックスしているか、モバイルフレンドリーかどうか、構造化データにエラーがないかなど、個別のページの詳細なステータスを確認できます。新しい記事を公開した際や、特定のページが検索結果に表示されない場合に、その原因を特定するために真っ先に利用すべき機能です。

③インデックス作成「ページ」|サイト全体のインデックス状況を確認 旧称「カバレッジ」から変更

「インデックス作成」レポート(旧称:カバレッジレポート)は、サイト全体のページがGoogleにどの程度インデックスされているかを一覧で確認できるレポートです。このレポートでは、ページが「登録済み」(正常にインデックスされている)なのか、「除外」(意図的に、または何らかの理由でインデックスされていない)なのか、「エラー」(インデックスに問題がある)なのかといったステータスを確認できます。サイトの規模が大きくなるにつれて、インデックスされていないページやエラーが発生しているページがないかを確認し、検索エンジンからの評価を落とさないために定期的なチェックが不可欠です。

④サイトマップ|Googleへのページの案内図

サイトマップは、ウェブサイト内のページのリストをXML形式で記述したファイルで、Googleにサイトの構造を効率的に伝えるための「案内図」のようなものです。Googleサーチコンソールの「サイトマップ」セクションでは、サイトマップをGoogleに送信し、その処理状況を確認できます。サイトマップを送信することで、Googleは新しいページや更新されたページをより迅速に発見し、インデックスに登録できるようになります。特に大規模なサイトや頻繁に更新されるサイトでは、サイトマップの提出と定期的な確認が、検索エンジンへの露出を最大化するために重要です。

「検索パフォーマンス」の読み方|クリック数・表示回数・CTR・掲載順位

Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」レポートは、サイトへの検索流入状況を把握するために最も重要な機能の一つです。ユーザーがどのようなキーワードでサイトにたどり着いたか、そのキーワードでどれだけ表示され、クリックされたか、そして検索結果での順位はどうかといった詳細なデータを確認できます。このレポートを読み解くことで、SEO施策の効果測定や、改善すべきページの特定に役立ちます。

4つの指標の意味をざっくり理解する

検索パフォーマンスレポートには、主に以下の4つの指標が表示されます。これらの意味を正しく理解することが、データ分析の第一歩です。

  • クリック数:Google検索結果に表示されたサイトのリンクを、ユーザーがクリックしてサイトにアクセスした回数を示します。サイトへの実際の流入数に直結する重要な指標です。
  • 表示回数:Google検索結果にサイトのリンクが表示された回数を示します。ユーザーが検索結果ページをスクロールして、サイトのリンクが画面に表示された時点でカウントされます。実際にユーザーが見たかどうかは関係ありません。
  • CTR(クリック率):クリック数を表示回数で割った値(クリック数 ÷ 表示回数 × 100%)で、サイトのリンクが検索結果に表示されたときに、どれくらいの割合でクリックされたかを示します。CTRが高いほど、検索ユーザーの関心を引きつけられていると言えます。
  • 掲載順位:サイトのリンクがGoogle検索結果に表示されたときの平均的な順位を示します。例えば、あるキーワードで1位と2位に表示された場合、平均掲載順位は1.5となります。順位が高いほど、ユーザーの目に触れる機会が増え、クリックされる可能性も高まります。

「24時間ビュー」で公開直後の反応をリアルタイム確認する方法

新しく記事を公開したり、既存記事を大幅に更新したりした際に、その直後の検索パフォーマンスの変化を素早く確認したい場合があります。そのようなときに便利なのが、検索パフォーマンスレポートの「24時間ビュー」です。通常の検索パフォーマンスレポートはデータの反映に数日かかりますが、24時間ビューを使うと過去24時間以内のデータをほぼリアルタイムで確認できます。

【切り替え手順】

  1. 左メニューの「検索パフォーマンス」をクリック
  2. レポート上部の「日付」フィルターをクリック
  3. 「24時間」を選択して「適用」をクリック

この機能を使うと、公開直後の記事がGoogleに認識されて検索結果に表示され始めたか、どのようなキーワードで流入が発生しているかを早期にチェックできます。ただし、24時間ビューで表示されるデータはあくまで速報値であり、数日後に確認できる通常レポートの数値と若干異なる場合があります。公開後の初動確認に活用しつつ、最終的な効果測定は通常レポートで行うようにしましょう。

表示回数は多いのにクリックされない場合の原因

検索結果に頻繁に表示されている(表示回数が多い)にもかかわらず、クリック数が伸びない、つまりCTRが低い場合は、検索ユーザーの興味を惹きつけられていない可能性があります。主な原因としては、以下のような点が考えられます。

  • タイトルタグとメタディスクリプションの魅力不足:検索結果に表示されるタイトルや説明文が、ユーザーの検索意図と合致していなかったり、クリックしたくなるような魅力的な内容でなかったりすると、他のサイトに流れてしまいます。
  • 検索意図とのズレ:表示されているキーワードに対して、サイトの内容がユーザーの求めている情報と完全に一致していない可能性があります。ユーザーはタイトルや説明文から内容を推測するため、期待と異なる印象を与えてしまうとクリックには繋がりません。
  • 競合サイトのスニペットが優れている:同じキーワードで競合するサイトが、より魅力的なタイトルやメタディスクリプション、あるいは強調スニペットなどを獲得している場合、そちらが優先的にクリックされる傾向があります。

これらの問題を改善するためには、タイトルタグやメタディスクリプションを見直し、検索意図に合致した魅力的なコピーを作成することが重要です。また、強調スニペットを狙えるようなコンテンツ構造を検討するのも有効な対策となります。

掲載順位が11〜20位の記事を優先して改善すべき理由

検索パフォーマンスレポートで掲載順位を確認する際、特に注目すべきは「11位から20位」に位置する記事です。これらの記事は、少しの改善で検索結果の1ページ目(10位以内)に浮上する可能性を秘めているため、優先的にテコ入れする価値があります。

  • トラフィック増加のポテンシャル:一般的に、検索結果の1ページ目と2ページ目以降ではクリック率に大きな差があります。11位から10位に上がるだけでも、大幅なクリック数の増加が期待できます。
  • 改善の効率性:すでに一定の評価を得て2ページ目に表示されているということは、基本的なSEO対策は行われていると推測できます。そのため、コンテンツの加筆修正、内部リンクの最適化、タイトル・ディスクリプションの改善など、比較的少ない労力で順位を押し上げられる可能性があります。
  • 競合との差:1ページ目の上位を狙うよりも、2ページ目の上位から1ページ目の下位を目指す方が、競合との差を埋めやすい場合があります。

これらの記事に対しては、検索クエリレポートで流入キーワードを分析し、ユーザーが本当に求めている情報が提供できているか、より魅力的なタイトルや説明文に変更できないかなどを検討し、改善策を実行しましょう。

検索クエリ(キーワード)レポートの絞り込み活用法

検索パフォーマンスレポートの「クエリ」タブでは、ユーザーがどのようなキーワードで検索してサイトにたどり着いたか(または表示されたか)を確認できます。このクエリレポートを絞り込むことで、サイトの現状把握から改善策の発見まで、多岐にわたる分析が可能になります。

  • 特定のキーワードでのパフォーマンス分析:「クエリ」フィルターを使用して特定のキーワードに絞り込むことで、そのキーワードでのクリック数、表示回数、CTR、掲載順位の推移を詳細に分析できます。狙ったキーワードで上位表示できているか、クリック率は適切かなどを確認しましょう。
  • ロングテールキーワードの発見:表示回数は少ないものの、CTRが高いキーワードは、ユーザーの具体的なニーズを捉えた「ロングテールキーワード」である可能性があります。これらのキーワードを拾い上げて、新たなコンテンツのテーマにしたり、既存コンテンツに追記したりすることで、ニッチな流入を増やすことができます。
  • 改善のヒント:表示回数は多いのにクリック率が低いキーワードは、コンテンツ内容と検索意図のミスマッチや、タイトル・ディスクリプションの魅力不足が考えられます。逆に、掲載順位は低いが表示回数が多いキーワードは、コンテンツの質を高めることで大きく順位を上げられる可能性があります。

これらの絞り込み機能を活用することで、より具体的なSEO施策の立案に繋げることができます

ページ別・デバイス別・期間比較の見方

検索パフォーマンスレポートでは、クエリだけでなく、「ページ」「デバイス」「期間」といった様々なディメンションでデータを分析し、比較することができます。これにより、より多角的な視点からサイトのパフォーマンスを評価することが可能になります。

  • ページ別:「ページ」タブでは、サイト内の各URLごとの検索パフォーマンスを確認できます。どのページが最も検索流入に貢献しているか、あるいはどのページのパフォーマンスが低いかなどを把握し、改善の優先順位付けに役立てます。特定のページに絞り込んで、そのページに関連するクエリのパフォーマンスを分析することも可能です。
  • デバイス別:「デバイス」タブでは、デスクトップ、モバイル、タブレットといったデバイスごとのパフォーマンスを比較できます。モバイルからの表示回数は多いのにCTRが低い場合、モバイルフレンドリーなデザインや読み込み速度に問題がある可能性が考えられます。モバイルファーストインデックスが主流の現在、モバイルでのパフォーマンスは特に注意して確認すべき点です。
  • 期間比較:「期間」フィルターでは、異なる期間のデータを比較できます。例えば、「過去28日間」と「以前の28日間」を比較することで、特定のSEO施策やサイト更新が検索パフォーマンスにどのような影響を与えたかを定量的に評価できます。Googleのアルゴリズムアップデートがあった際に、その影響を前後で比較する際にも非常に有効な機能です。

これらの機能を組み合わせることで、サイト全体の傾向把握から、特定の課題の深掘りまで、幅広い分析が可能となり、効果的なSEO戦略の立案に繋がります。

インデックス登録の確認方法|ページがGoogleに認識されているか調べる

ウェブサイトのコンテンツがGoogleの検索結果に表示されるためには、まずGoogleにそのページの存在を認識してもらい、データベースに登録される必要があります。このプロセスを「インデックス登録」と呼びます。

インデックスとは何か|されていないと検索結果に出ない

「インデックス」とは、Googleのクローラー(Googlebot)と呼ばれるプログラムがウェブ上のページを巡回し(クロール)、発見したコンテンツの内容を分析・収集し、その情報をGoogleの巨大なデータベースに登録・保存することを指します。このデータベースは、図書館の蔵書カタログのようなもので、検索エンジンがユーザーの検索クエリに対して最適なページを見つけ出すために利用されます。

どれほど質の高いコンテンツを作成しても、このインデックス登録が完了していなければ、検索結果に表示されることはありません。つまり、ユーザーはあなたのページを見つけることができず、検索エンジンからの流入は期待できないということになります。 したがって、SEO対策の最初のステップとして、ページが適切にインデックスされているかを確認することが極めて重要です。

インデックスされていない主な原因と対処法

ページがGoogleにインデックスされない場合、その原因は多岐にわたります。Googleサーチコンソールを活用することで、具体的な原因を特定し、適切な対処を行うことができます。

  • noindexタグが設定されている: 意図せずnoindexメタタグがページに設定されていると、Googleは検索結果にそのページを表示しないよう指示されていると判断します。

    対処法: ページのHTMLソースコードやGoogleサーチコンソールのURL検査ツールでnoindexタグの有無を確認し、不要であれば削除または修正します。
  • robots.txtでクロールが拒否されている: robots.txtファイルは、検索エンジンのクローラーにサイト内のどのページをクロールしてよいか、あるいは拒否するかを伝える役割があります。このファイルによって、インデックスさせたいページへのクロールがブロックされている可能性があります。

    対処法: robots.txtファイルを編集し、該当ページへのクロール制限を解除します。
  • canonicalタグが誤って設定されている: canonicalタグは、複数の類似コンテンツが存在する場合に、どのURLが正規(オリジナル)であるかをGoogleに伝えるために使用されます。このタグが誤ったページを指定していると、本来インデックスさせたいページが重複コンテンツとみなされ、インデックスから除外されることがあります。

    対処法: canonicalタグが正しい正規URLを指しているかを確認し、必要に応じて修正します。
  • ページの品質が低い・重複コンテンツがある: Googleはユーザーにとって価値のあるコンテンツを重視するため、内容が薄いページや、他のサイトと酷似した重複コンテンツはインデックスされないことがあります。

    対処法: ユーザーの検索意図を満たす、独自性のある高品質なコンテンツを作成するよう努めます。重複コンテンツがある場合は、内容を統合したり、canonicalタグで正規化したりして解消します。
  • サイトにアクセス障害やサーバーエラーがある: サイトがダウンしていたり、サーバーエラー(例: 5xxエラー)が発生していると、クローラーがページにアクセスできず、インデックス登録が進みません。

    対処法: サーバーの稼働状況やサイトのエラーログを確認し、問題があれば速やかに修正します。
  • 新規ドメインでまだGoogleに認識されていない: 新しく立ち上げたばかりのサイトやページは、Googleのクローラーに発見されるまでに時間がかかることがあります。

    対処法: GoogleサーチコンソールからXMLサイトマップを送信し、サイト全体の構造をGoogleに伝えます。また、既存のインデックス済みページからの内部リンクや、他のウェブサイトからの外部リンク(被リンク)を獲得することで、クローラーの巡回を促します。
  • 「クロール済み – インデックス未登録」または「検出 – インデックス未登録」と表示される: Googleサーチコンソールでこれらのステータスが表示される場合、Googleはページの存在を認識し、クロールはしたものの、何らかの理由でインデックス登録には至っていないことを意味します。多くの場合、コンテンツの品質が不十分であると判断されたことが原因です。

    対処法: コンテンツの質を徹底的に見直し、ユーザーにとって価値のある情報を提供できるよう改善します。改善後、URL検査ツールから再度インデックス登録をリクエストします。

noindexタグが意図せず設定されていないか確認する方法

noindexタグは、特定のページを検索結果に表示させたくない場合に非常に有効な手段ですが、意図せず設定されていると、重要なページが検索結果から消えてしまう原因となります。このタグが設定されているかどうかは、以下の方法で確認できます。

  • Googleサーチコンソールの「URL検査」ツールを利用する:
    1. Googleサーチコンソールにログインし、画面上部の検索窓に確認したいページのURLを入力します。
    2. 結果画面で「インデックス登録」の項目を確認します。もし「URLはGoogleに登録されていません」と表示され、その理由として「noindexタグによって除外されました」と記載されていれば、noindexタグが設定されています。
  • Googleサーチコンソールの「ページ」レポートを確認する:
    1. 左メニューの「インデックス作成」の下にある「ページ」をクリックします。
    2. 「ページがインデックスに登録されなかった理由」のセクションで、「noindexタグによって除外されました」という項目があるか確認します。この項目をクリックすると、noindexタグが設定されているURLの一覧が表示されます。
  • ページのソースコードを確認する:
    1. ブラウザで確認したいページを開き、右クリックメニューから「ページのソースを表示」を選択します(またはキーボードショートカットCtrl+U / Command+Option+U)。
    2. 表示されたソースコード内で「noindex」というキーワードを検索します。
  • ブラウザ拡張機能や無料のオンラインツールを利用する:

    特定のブラウザ拡張機能やオンラインのSEOチェックツールの中には、ページのnoindex設定を簡単に確認できるものもあります。 これらを活用することで、手軽にチェックを行うことが可能です。

もし意図せずnoindexタグが設定されていた場合は、速やかにそのタグを削除または修正し、Googleサーチコンソールから再度インデックス登録をリクエストすることで、検索結果に表示されるようになります。

「URL検査」ツールの使い方|新記事を早く検索結果に反映させる方法

Googleサーチコンソールの中でも、特定のページの状況を詳しく知りたいときに役立つのが「URL検査」ツールです。新しい記事を公開した際や、既存記事の更新後にGoogleにその変更を早く認識させたい場合に非常に有効な機能となります。

URL検査でわかる5つの情報

URL検査ツールに特定のページのURLを入力することで、そのURLに関する様々な情報をGoogleの視点から確認できます。これにより、ページが検索結果に表示されない原因や、改善すべき点を具体的に把握することが可能です。

主に以下の5つの重要な情報を得ることができます。

  1. インデックス登録の状況: そのURLがGoogleのインデックスに登録されているかどうか、または登録可能かどうかを確認できます。登録されていない場合は、その理由も示されます。
  2. クロール状況: Googleボットがいつ、どのようにそのページをクロールしたか、またはクロールを試みたかに関する情報が得られます。クロールエラーが発生している場合もここで確認できます。
  3. モバイルユーザビリティ: ページがモバイルフレンドリーであるかどうかの評価を確認できます。モバイル対応はSEOにおいて非常に重要であり、問題があれば改善を促されます。
  4. 構造化データ: ページに実装されている構造化データ(スキーママークアップなど)が正しく機能しているか、エラーがないかを確認できます。これにより、リッチリザルトの表示に影響する問題を発見できます。
  5. 参照元サイトマップ: そのURLがどのサイトマップに登録されているか、または登録されていないかを確認できます。サイトマップはGoogleにページの存在を知らせる重要な手段です。

記事を公開したらすぐやるべき「インデックス登録をリクエスト」

新しい記事を公開したり、重要な更新を行った際に、Googleがその変更をすぐに認識し、検索結果に反映させるためには、「インデックス登録をリクエスト」機能の利用が非常に効果的です。通常、Googleはウェブサイトを定期的にクロールしていますが、このリクエストを行うことで、Googleにそのページの再クロールと再インデックス登録を促すことができます。

手順は非常に簡単です。

  1. Googleサーチコンソールの管理画面上部にある検索窓に、検査したいページのURLを入力し、Enterキーを押します。
  2. URL検査の結果画面が表示されたら、「Googleに登録されています」または「Googleに登録されていません」といったステータスが表示されます。
  3. 画面中央付近にある「インデックス登録をリクエスト」ボタンをクリックします。
  4. リクエストが送信されると、「インデックス登録をリクエスト済み」というメッセージが表示され、通常は数分から数時間で処理が開始されます。

この手順を踏むことで、特に重要な新着記事や緊急性の高い修正を施したページが、より早く検索結果に反映される可能性が高まります。

リクエスト後に反映されない場合の確認ポイント

「インデックス登録をリクエスト」を行ったにもかかわらず、なかなか検索結果に表示されない、あるいはステータスが変わらないというケースも考えられます。その際には、以下のポイントを確認してみましょう。

  • noindexタグの確認: 誤ってページのHTML内にタグが記述されていないかを確認してください。このタグがあると、Googleはそのページをインデックス登録しません。
  • robots.txtの確認: サイトのrobots.txtファイルで、該当URLのクロールがブロックされていないかを確認します。特定のディレクトリやファイルをGoogleボットがクロールできないように設定されている場合があります。
  • サーバー応答コードの確認: URL検査ツールで、ページが正常にクロール可能(HTTPステータスコード200 OK)であるかを確認します。404(ページが見つかりません)や5xx(サーバーエラー)などのエラーが発生している場合、インデックス登録はされません。
  • コンテンツの品質と独自性: ページのコンテンツが極端に薄い、他のサイトからのコピーコンテンツである、または品質が低いとGoogleが判断した場合、インデックス登録を見送られることがあります。
  • 内部リンクの状況: サイト内の他のページから該当ページへのリンクが少ない、あるいは全くない場合、Googleボットがそのページを発見しにくいことがあります。関連性の高いページからの内部リンクを増やすことも有効です。
  • サイト全体のインデックス状況: サーチコンソールの「インデックス作成(ページ)」レポートで、サイト全体としてインデックス登録に問題がないか、エラーが発生していないかを確認します。サイト全体の問題が特定のページのインデックス登録に影響している可能性もあります。

これらの確認ポイントを一つずつチェックすることで、インデックス登録が遅れている原因を特定し、適切な対処を行うことができます。

サイトの問題を発見する|「インデックス作成(ページ)」と「エクスペリエンス」の見方

Googleサーチコンソールは、あなたのウェブサイトがGoogle検索でどのように認識されているか、そしてどのような問題が発生しているかを明らかにする強力なツールです。特に「インデックス作成(ページ)」レポートと「エクスペリエンス」レポートは、サイトの健全性を把握し、検索順位に影響を与える可能性のある問題を早期に発見・解決するために不可欠です。

ページレポートのステータス「未登録・登録済み」の意味と確認方法 旧称「カバレッジレポートのステータス4種類」から変更

以前は「カバレッジレポート」と呼ばれていたものが、現在は「インデックス作成」メニュー内の「ページ」レポートに名称変更されています。このレポートでは、Googleがあなたのサイトのどのページを認識し、インデックスに登録しているか、または登録していないかを確認できます。

主要なステータスは以下の2つです。

  • 登録済み(Indexed):このステータスは、Googleがそのページを正常にクロールし、インデックスに登録したことを意味します。つまり、このページはGoogle検索結果に表示される可能性があります。
  • 未登録(Not indexed):このステータスは、Googleがそのページをインデックスに登録していないことを意味します。未登録のページは、検索結果に表示されることはありません。未登録の理由が詳しく表示されるため、その理由に基づいて適切な対処を行う必要があります。

このレポートを確認することで、本来インデックスされるべき重要なページが「未登録」になっていないか、あるいはインデックスされるべきでないページが誤って「登録済み」になっていないかを把握し、サイトのSEOパフォーマンスを最適化するための第一歩を踏み出すことができます。

よくあるエラーの種類と修正方法

「インデックス作成(ページ)」レポートでは、「未登録」のページについて、その理由が詳細に表示されます。ここでは、特によく見られるエラーとその一般的な修正方法について説明します。

  • 「noindex」タグによって除外されました:ページにタグが設定されているため、Googleが意図的にインデックスから除外しています。検索結果に表示させたい場合は、このタグを削除してください。
  • クロール済み – インデックス未登録:Googleはページをクロールしましたが、何らかの理由でインデックス登録しないと判断しました。コンテンツの品質が低い、重複コンテンツである、または内部リンクが不足しているなどの可能性があります。コンテンツの改善や内部リンクの強化を検討しましょう。
  • 検出 – インデックス未登録:Googleはページの存在を認識していますが、まだクロールしていません。サイトのクロールバジェットの問題、内部リンクの不足、またはページの重要度が低いと判断されている可能性があります。重要なページであれば、内部リンクを増やしたり、サイトマップに含めたりすることを検討してください。
  • 重複しています。Google が選択したページと異なる正規ページ:サイト内に同じ内容のページが複数存在し、Googleが正規(canonical)と判断した別のページをインデックスしています。正規化タグ(canonicalタグ)を正しく設定するか、重複コンテンツを統合・削除することを検討してください。
  • サーバーエラー (5xx):Googleがページにアクセスした際にサーバーエラーが発生しました。サーバーの稼働状況を確認し、エラーの原因を特定して修正する必要があります。
  • リダイレクトエラー:リダイレクトループが発生しているか、リダイレクト先が正しくない場合です。リダイレクト設定を見直し、正しいリダイレクトパスを確保してください。
  • 送信された URL に noindex タグが追加されています:サイトマップで送信したURLにnoindexタグが付いている場合です。サイトマップからそのURLを削除するか、noindexタグを削除してください。
  • 送信された URL がソフト 404 エラーを返しました:ページが存在しないにもかかわらず、200 OKステータスコードを返している場合です。存在しないページは404 Not Foundまたは410 Goneステータスコードを返すように設定してください。

これらのエラーは、ページの検索エンジンからの評価やユーザー体験に直接影響します。定期的にレポートを確認し、問題があれば速やかに対応することが重要です。

ページエクスペリエンスとCore Web Vitalsの見方|2024年からFIDがINPに変わった

Googleは、ウェブページのユーザー体験を重視しており、その評価指標の一つとして「ページエクスペリエンス」を導入しています。サーチコンソールの「エクスペリエンス」レポートでは、この指標に関するサイトのパフォーマンスを確認できます。

エクスペリエンスの主要な構成要素は、Core Web Vitals(コアウェブバイタル)です。Core Web Vitalsは、ページの読み込み速度、インタラクティブ性、視覚的安定性という3つの側面からユーザー体験を評価します。2024年3月からは、そのうちの1つが変更されました。

  • LCP (Largest Contentful Paint)ページのメインコンテンツが読み込まれるまでの時間を示します。良好なユーザー体験のためには、2.5秒以内が推奨されます。
  • CLS (Cumulative Layout Shift)ページの読み込み中に予期せずレイアウトがずれる量を示します。視覚的な安定性を測る指標で、良好なユーザー体験のためには、0.1未満が推奨されます。
  • INP (Interaction to Next Paint)2024年3月にFID (First Input Delay) に代わって導入された新しい指標です。ユーザーがページを操作(クリック、タップ、キー入力など)してから、その操作に対する視覚的なフィードバックが描画されるまでの時間を測定します。ページの応答性を示し、良好なユーザー体験のためには、200ミリ秒未満が推奨されます。

サーチコンソールでは、これらのCore Web Vitalsの状況を「良好」「改善が必要」「不良」の3段階で評価します。「改善が必要」や「不良」と評価されたページは、ユーザー体験が悪く、検索順位に悪影響を与える可能性があります。レポートで示される具体的な問題点を確認し、開発者と協力して改善を進めることが重要です。

モバイルユーザビリティのエラーが出たときの対処法

今日のインターネット利用者の多くはスマートフォンからウェブサイトにアクセスするため、モバイルフレンドリーなサイトはGoogleの検索ランキングにおいて非常に重要です。Googleサーチコンソールの「モバイルユーザビリティ」レポートでは、あなたのサイトがモバイルデバイスでどれだけ使いやすいかを評価し、問題があれば報告してくれます。

よくあるモバイルユーザビリティのエラーとその対処法は以下の通りです。

  • クリック可能な要素が近すぎる:ボタンやリンクなどの要素が密集しすぎているため、モバイルユーザーが誤って別の要素をタップしてしまう可能性があります。要素間の間隔を広げ、タップしやすいサイズに調整しましょう。
  • ビューポートが設定されていません:ビューポートとは、モバイルデバイスの画面サイズに合わせてコンテンツを調整するための設定です。これが設定されていないと、ページがモバイル画面に最適化されず、横スクロールが必要になるなど使いにくくなります。HTMLのセクションにを追加してください。
  • コンテンツの幅が画面の幅を超えています:ページのコンテンツがモバイルデバイスの画面幅を超えて表示されている状態です。ユーザーは横にスクロールしないと全体を見ることができません。レスポンシブデザインを導入し、画像やテーブルなどの要素が画面幅に合わせて自動調整されるように設定しましょう。
  • テキストが小さすぎて読めません:モバイルデバイスで表示されるテキストが小さすぎて、ユーザーが読むためにピンチズームが必要になる状態です。フォントサイズを適切に設定し、モバイルデバイスでも読みやすい大きさに調整してください。

これらのエラーを修正することで、モバイルユーザーの満足度が向上し、Googleのモバイルファーストインデックスにおける評価も高まります。レポートでエラーが報告されたら、速やかに対応し、修正後に「修正を検証」ボタンをクリックしてGoogleに再評価をリクエストしましょう。

GA4と連携する方法|データを組み合わせてわかることが増える

GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクス4(GA4)は、どちらもGoogleが提供するウェブサイト分析ツールですが、それぞれ異なる役割を担っています。これらを連携させることで、ウェブサイトへの流入経路からサイト内でのユーザー行動までを一気通貫で分析できるようになり、より詳細なデータに基づいたサイト改善が可能になります。

連携の設定手順(5分でできる)

GoogleサーチコンソールとGA4の連携は非常に簡単で、数分で完了します。連携には、両方のプロパティに対して「編集者」以上の権限を持つGoogleアカウントが必要です。

以下の手順で連携を設定します。

  1. GA4の管理画面にアクセスします。
  2. 左側のメニューから「管理」アイコン(歯車マーク)をクリックします。
  3. プロパティ列の「プロダクトのリンク」セクションにある「Search Consoleのリンク」を選択します。
  4. 「リンク」ボタンをクリックします。
  5. 「リンクするSearch Consoleプロパティを選択」の画面で、連携したいSearch Consoleプロパティを選択します。表示されない場合は、正しいGoogleアカウントでログインしているか、またはSearch Consoleプロパティの所有権が確認されているかを確認してください。
  6. 「リンクするウェブストリームを選択」の画面で、連携したいGA4のウェブデータストリームを選択します。
  7. 設定内容を確認し、「送信」ボタンをクリックすれば連携は完了です。

連携が完了すると、通常は24時間以内にGA4レポートにSearch Consoleデータが反映され始めます。

連携するとGA4のどの画面でサーチコンソールデータが見られるか

Search ConsoleとGA4を連携すると、GA4の管理画面内でSearch Consoleのデータを確認できるようになります。これにより、GA4の豊富な分析機能と組み合わせて、検索パフォーマンスデータを深掘りすることが可能です。

主に以下のレポートでSearch Consoleのデータを確認できます。

  • 集客 > Search Console > クエリ:ユーザーがあなたのサイトに到達するために検索したキーワード(クエリ)、その表示回数、クリック数、平均掲載順位、クリック率(CTR)を確認できます。
  • 集客 > Search Console > Googleオーガニック検索:Google検索からの流入数、クリック数、表示回数、平均掲載順位、クリック率(CTR)をランディングページ別に確認できます。

これらのレポートは、GA4の標準レポートとして「集客」セクションに自動的に追加されます。もし表示されない場合は、GA4の左メニューから「レポート」→「ライブラリ」に進み、Search Consoleコレクションを公開する必要がある場合があります。

2つのツールを組み合わせて見えてくること|流入〜行動の一気通貫分析

GoogleサーチコンソールとGA4を連携することで、単体では見えなかったユーザーの検索行動からサイト内行動までの一連の流れを把握できるようになります。

Googleサーチコンソールは、ユーザーが検索結果でサイトをクリックする「前」の行動に焦点を当てています。具体的には、どのようなキーワードで検索され、サイトがどれくらい表示され(表示回数)、どれくらいクリックされたか(クリック数)、そして検索結果のどこに表示されたか(平均掲載順位)といったデータを提供します。

一方、GA4は、ユーザーがサイトに流入した「後」の行動を詳細に分析します。どのページを閲覧したか、サイトにどれくらいの時間滞在したか、どのようなイベントを発生させたか、そして最終的にコンバージョンに至ったか、といったデータを提供します。

これら2つのツールを組み合わせることで、以下のような多角的な分析と改善が可能になります。

  • 流入キーワードとサイト内行動の関連性分析:特定のキーワードで流入したユーザーが、サイト内でどのようなページを見て、どのような行動を取ったかを把握できます。これにより、キーワードとコンテンツのミスマッチを発見し、コンテンツの改善に繋げられます。
  • 高表示回数・低クリック率キーワードの深掘り:サーチコンソールで表示回数が多いにも関わらずクリック率が低いキーワードを発見した場合、GA4でそのキーワードからの流入ユーザーのサイト内行動を分析します。もし流入後のエンゲージメントが高いのであれば、タイトルやメタディスクリプションの改善でクリック率を向上させる余地があると考えられます。
  • コンバージョンに繋がるキーワードの特定:特定のキーワードからの流入がGA4で高いコンバージョン率を示している場合、そのキーワードに関連するコンテンツをさらに強化したり、広告出稿の参考にしたりすることができます。
  • コンテンツ改善の効果測定:SEO施策として特定の記事を改善した場合、サーチコンソールで検索順位やクリック率の変化を確認し、GA4でその記事への流入後のユーザー行動(離脱率、滞在時間、コンバージョン)がどのように変化したかを総合的に評価できます。

このように、両ツールを連携させることで、検索エンジンの視点とユーザー行動の視点の両方からウェブサイトのパフォーマンスを理解し、より効果的なSEO戦略やコンテンツマーケティング戦略を立案・実行できるようになります。

月1回やるだけでOK|初心者向けサーチコンソール運用ルーティン

Googleサーチコンソールは、毎日細かくチェックする必要があるツールではありません。特に初心者の方やリソースが限られている中小企業の方にとっては、月に一度、決まったルーティンでチェックすることで、サイトの健全性を保ち、改善のヒントを得ることができます。ここでは、効率的にサイトの状態を把握するために、最低限確認すべき項目をご紹介します。

月次チェックリスト|見るべき項目を5つに絞る

サイトのパフォーマンスを定期的に把握し、問題の早期発見・解決に繋げるために、以下の5つの項目を月に一度確認する習慣をつけましょう。

  1. 検索パフォーマンスの変動: 「検索パフォーマンス」レポートで、クリック数、表示回数、CTR(クリック率)、掲載順位に大きな変動がないかを確認します。特に、前月や前年同月と比較して大幅な変化がないかを見ることが重要です。これにより、サイト全体の傾向や特定のキーワード、ページのパフォーマンスの変化を把握できます。
  2. インデックス登録の状況: 「インデックス作成」レポート(旧称「カバレッジ」レポート)を確認し、新しく公開したページが正しくGoogleにインデックスされているか、または既存のページで「インデックス未登録」や「エラー」が増加していないかをチェックします。インデックスされていないページは検索結果に表示されないため、この確認は非常に重要です。
  3. エクスペリエンス: 「エクスペリエンス」レポートで、Core Web Vitalsやモバイルユーザビリティに問題が発生していないかを確認します。ユーザー体験の低下は検索順位に影響を与える可能性があるため、定期的なチェックと改善が必要です。
  4. サイトマップのステータス: 「サイトマップ」レポートを確認し、サイトマップが正常に処理されているか、エラーがないかをチェックします。これにより、Googleが新しいページや更新されたページを効率的に発見し、インデックスできる状態にあるかを確認できます。
  5. セキュリティの手動による対策: 「セキュリティと手動による対策」レポートを確認し、サイトにマルウェアなどのセキュリティ上の問題やGoogleからの手動ペナルティが発生していないかをチェックします。問題が発見された場合は、迅速な対処が求められます。

「順位が下がったページ」の発見と改善の手順

検索順位の低下は、サイトへの流入減に直結するため、早期に発見し対処することが重要です。サーチコンソールの「検索パフォーマンス」レポートを活用して、順位が下がったページを特定し、改善に繋げましょう。

  1. 順位下落ページの特定: 「検索パフォーマンス」レポートで期間を「過去28日間」や「前月と比較」などに設定し、掲載順位が大きく下がっているページや、表示回数は変わらないのにクリック数が減少しているページを見つけます。
  2. 下落要因の分析: 特定したページについて、以下の観点から下落要因を分析します。
    • コンテンツの質: 競合サイトと比較して、情報が古くなっていないか、網羅性が低いのではないか、ユーザーの検索意図を満たせているかを再評価します。Googleのアルゴリズムは常に進化しており、より高品質でユーザーニーズに合致したコンテンツが評価される傾向にあります。
    • 技術的な問題: 「URL検査」ツールでページのインデックス状況やモバイルフレンドリーネスに問題がないか確認します。クロールエラーや表示速度の低下も順位下落の原因となり得ます。
    • 外部リンクの変化: 不自然な被リンクが増えていないか、または重要な被リンクが失われていないかなどを「リンク」レポートで確認します。悪質な被リンクは手動ペナルティの原因にもなり得ます。
    • Googleアルゴリズムの更新: Googleのコアアルゴリズムアップデートが実施された時期と順位下落が重なっていないかを確認します。大規模なアップデートは、多くのサイトの検索順位に影響を与える可能性があります。
    • 季節性やトレンド: 検索需要自体が季節的な要因やトレンドの変化によって減少している可能性も考慮します。Googleトレンドなどのツールと合わせて確認すると良いでしょう。
  3. 改善策の実施: 分析結果に基づいて、コンテンツのリライト(情報の更新、見出し構成の改善、追記)、画像の最適化、内部リンクの追加、技術的なエラーの修正、タイトルタグやメタディスクリプションの改善など、具体的な改善策を実行します。
  4. 効果測定と再評価: 改善策実施後は、再度サーチコンソールで該当ページの検索パフォーマンスを追跡し、効果があったかを確認します。必要に応じてさらなる改善を行います。

改善の優先度をつける考え方|全部やろうとしないことが大事

サイトの改善点は多岐にわたるため、すべての問題に一度に対処しようとすると、時間と労力がいくらあっても足りません。特に初心者の方は、「すべてを完璧に」ではなく、「効果の高いものから着手する」という考え方が重要です。

優先度をつける際のポイント:

  • 影響度と労力のバランス:

    • 影響度が高いもの: 検索パフォーマンスに直接影響を与える問題(例: インデックス未登録の重要ページ、Core Web Vitalsの「不良」と判定されたページ、表示回数が多いのにクリック率が著しく低いページ)。

    • 労力が少ないもの: 修正が比較的簡単で、すぐに効果が見込めるもの(例: タイトルタグやメタディスクリプションの改善、軽微な誤字脱字修正、構造化データの軽微なエラー修正)。


    まずは、「影響度が高く、かつ労力が少ない」問題から優先的に取り組むと良いでしょう。

  • 掲載順位11位〜20位のページに注目: 「検索パフォーマンス」レポートで、掲載順位が11位〜20位のページは、少しの改善で1ページ目(10位以内)に浮上する可能性を秘めています。 これらのページは、ある程度の表示回数があるにもかかわらず、クリック数が少ない傾向にあるため、タイトルやディスクリプションの最適化、コンテンツの加筆修正などでクリック率を向上させることを目指します。
  • ユーザー体験に直結する問題: モバイルユーザビリティのエラーや、Core Web Vitalsの「不良」と判定されたページなど、ユーザー体験を著しく損なう問題は、検索順位だけでなく、コンバージョンにも影響を与えるため、優先的に対処すべきです。
  • Googleからの推奨事項: サーチコンソールの概要ページや各レポートに表示される「推奨事項」も、優先度を判断する上で役立ちます。Googleが直接提供するヒントは、SEO改善の重要な手がかりとなります。

これらの視点から、「今、最も効果的な改善は何か」を判断し、一つずつ着実に改善を進めていくことが、継続的なサイト成長への鍵となります。

よくある疑問・エラーのQ&A

Googleサーチコンソールの運用中に直面しやすい疑問やエラーについて、具体的な解決策とともに解説します。ここで紹介する内容は、多くのユーザーが経験する共通の課題であり、適切に対処することでスムーズなサイト分析・改善が可能になります。

データが全然表示されない・グレーアウトしている場合

Googleサーチコンソールでデータが表示されない、あるいは一部の項目がグレーアウトして選択できない場合、いくつかの原因が考えられます。まずは以下の点を確認してください。

  • プロパティの登録状況:そもそも対象のウェブサイトが正しくプロパティとして登録されているかを確認します。登録が完了していない、または誤ったURLで登録されている可能性があります。

  • 所有権の確認:プロパティの所有権が正しく確認されているか再確認してください。所有権が確認されていない場合、データは表示されません。特に、サイト移転後や管理者の変更があった際には、所有権の再確認が必要になることがあります。

  • データの反映期間:新しいプロパティを登録した場合や、サイトに変更を加えたばかりの場合、データが反映されるまでに時間がかかることがあります。一般的に、データが完全に表示されるまでには数日かかることがあります。

  • 日付範囲の選択:レポートで選択している日付範囲が適切か確認してください。データが存在しない期間を選択している場合、当然ながらデータは表示されません。広範囲の日付を選択して、データがある期間がないか確認してみましょう。

  • データの不足:特定のレポート(例:検索パフォーマンス)において、表示回数やクリック数が極端に少ない場合、データが集計されずに表示されないことがあります。特に立ち上げたばかりのサイトや、特定のキーワードでの検索数が非常に少ない場合に起こりえます。

  • Googleからのメッセージ:サーチコンソールのメッセージ機能に、何らかのエラーや警告が表示されていないか確認します。サイトに重大な問題が発生している場合、Googleからの通知があることがあります。

「所有権を確認できませんでした」と出たときの対処

ウェブサイトの所有権を確認できないというエラーメッセージは、サーチコンソール利用開始時によくある問題です。以下の手順で対処法を試してみてください。

  • 確認方法の再確認:利用している所有権確認方法(HTMLファイルアップロード、HTMLタグ、Googleアナリティクス、Googleタグマネージャー、DNSレコードなど)が、指示通りに正確に実行されているかを確認します。特にHTMLタグの場合、セクションの適切な位置にタグが挿入されているか、余分な文字が含まれていないかなどを確認してください。

  • キャッシュのクリア:WordPressなどのCMSを利用している場合、キャッシュプラグインが原因でHTMLタグが正しく反映されていないことがあります。キャッシュをクリアしてから再度所有権の確認を試みてください。

  • サーバー設定の確認:HTMLファイルをアップロードする方法の場合、アップロード先がサイトのルートディレクトリであるか、またファイルパーミッションが適切であるかを確認します。サーバーの設定によっては、特定のファイルへのアクセスが制限されている場合があります。

  • Googleアカウントの確認:所有権の確認に使用しているGoogleアカウントが、GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーと連携しているアカウントと同一であるかを確認します。異なるアカウントを使用している場合、連携による確認はできません。

  • DNSレコードの確認:DNSレコードによる確認方法を選択している場合、ドメインのネームサーバー設定が正しく行われているか、またDNSレコードが完全に伝播しているかを確認します。DNSの変更には時間がかかることがあります。

サーチコンソールとGA4でセッション数が違う理由

GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクス4(GA4)は、それぞれ異なる目的で設計されており、データの計測方法や定義が異なるため、セッション数などの指標に差異が生じるのは自然なことです。主な違いは以下の通りです。

  • データ収集のタイミングと定義

    • Googleサーチコンソール:Google検索結果における「クリック数」を計測します。ユーザーが検索結果からサイトへアクセスした回数を示します。
    • GA4:サイトにアクセスしたユーザーの「セッション数」を計測します。セッションは、ユーザーがサイトにアクセスしてから一定時間内に行われた一連の操作を指します。GA4では、検索結果からの流入だけでなく、直接アクセス、SNSからの流入、広告からの流入など、あらゆる流入元からのセッションを計測します。
  • 計測対象の違い:サーチコンソールはGoogle検索からの流入のみを対象とするのに対し、GA4はサイト全体のユーザー行動を対象とします。

  • フィルタリングの違い:GA4では、ボットによるアクセスや内部トラフィックを除外するフィルタリングを設定している場合がありますが、サーチコンソールにはそのようなフィルタリング機能はありません。この違いもデータ差異の原因となりえます。

  • タイムゾーンの違い:設定されているタイムゾーンが異なる場合、日ごとのデータ集計にずれが生じ、数値が異なることがあります。

  • データ処理の遅延:両ツール間でデータの処理タイミングに若干のずれが生じることがあり、特にリアルタイムデータでない限り、完全に一致することは稀です。

これらの違いを理解し、それぞれのツールが提供するデータを補完的に活用することが重要です。サーチコンソールは「検索流入の入り口」を、GA4は「サイト内でのユーザー行動」を分析するために役立ちます。

複数サイトを管理する場合のアカウント整理方法

複数のウェブサイトをGoogleサーチコンソールで管理する場合、効率的な運用のためにはアカウントの整理が重要です。以下の方法を参考にしてください。

  • 単一のGoogleアカウントでの一元管理:個人で複数のサイトを管理する場合や、同じクライアントの複数のサイトを管理する場合は、一つのGoogleアカウントで全てのプロパティを一元管理するのが最もシンプルです。これにより、アカウントの切り替えの手間を省くことができます。

  • クライアントごとにGoogleアカウントを分ける:複数のクライアントのサイトを管理するWebコンサルタントや制作会社の場合、クライアントごとに異なるGoogleアカウントを作成し、それぞれのサーチコンソールプロパティをそのアカウントに紐づけることで、権限管理や情報漏洩のリスクを低減できます。これにより、クライアントへのアクセス権付与もスムーズに行えます。

  • ドメインプロパティで一元管理する:http・https・wwwあり・wwwなし・サブドメインなど、同一ドメイン配下のすべてのURLをまとめて管理したい場合は、「ドメインプロパティ」での登録がおすすめです。これにより、複数のURLプレフィックスプロパティにまたがってデータを手動で集計する必要がなくなり、サイト全体のパフォーマンスを一画面で確認できます。なお、以前存在した「プロパティセット」機能は現在廃止されており、この「ドメインプロパティ」が実質的な後継機能にあたります。

  • 適切なユーザー権限の付与:チームでサイトを管理する場合、各メンバーに適切な権限(オーナー、フル、制限付き)を付与することが重要です。これにより、誤操作を防ぎつつ、必要なメンバーが必要なデータにアクセスできるようになります。

  • プロパティの命名規則:多数のプロパティを管理する場合、一貫性のある命名規則を設けることで、目的のサイトを素早く見つけ出すことができます(例:「クライアント名_サイト名」「プロジェクト名_ドメイン名」など)。

本記事のまとめ

Googleサーチコンソールは、ウェブサイトの検索パフォーマンスを無料で把握し、改善するための強力なツールです。
本記事では、初心者の方でも迷うことなく設定から主要なレポートの見方、さらには具体的な改善策まで、その使い方を徹底解説しました。
検索キーワードの分析、ページのインデックス状況の確認、エラーの特定と対処、そしてGA4との連携による深い洞察まで、これらを活用することで、サイトの課題を明確にし、検索順位向上やアクセス数増加へと繋げることができます。
月1回の定期的なチェックを習慣化し、サイトの成長を加速させましょう。

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20年以上IT業界でホームページ制作、ECサイト制作、アクセス解析、Webマーケティングに従事。 特にアクセス解析、ユーザビリティテストについてはプロのWeb制作会社向けに講演した経験は多数。上級ウェブ解析士。 会社にも猫を連れ込むほど猫好き。 休日は猫と遊ぶか、ゲームするか、ぼーっとアクセス解析データを眺めて過ごしています。
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