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ネットショップに今必要な決済方法とは【2021年4月版】

ネットショップに今必要な決済方法とは【2021年4月版】

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ネットショップの制作時、ネットショップ運用時に定期的に議題にあげて欲しい一つに決済方法が挙げられます。

昔に比べ、決済方法の種類が格段に増え、ユーザーにとっては利便性が向上しています。

一方でネットショップ運営側からすると負担が増しており、全部となると月額コストが増すから結局どれを増やせばいいのか・・とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「うちはクレジットカード決済が大半だから大丈夫」ではなく、実は決済方法はショップの売り上げにかなり大きく影響しています。

ネットショップの決済方法が売り上げに影響する?

2018年3月に株式会社Paidyという会社がオンラインショッピング時に使用する決済に関する調査結果を公開してくれています。

出典:オンラインショッピングの決済に関する調査レポート PDF版

調査対象が18 歳〜59 歳の男女のうち、半年以内にオンラインショッピングを利用した人ということと、1000人以上が有効回答であったことから、かなり信用できる調査なのではないかと思っています。

この調査で重要なポイントは

ネットショップで希望の決済方法がなければ70%以上が離脱する

という点です。

希望の決済方法がない場合の内訳は

「他のサイトで購入する」55.4%
「ショップでの購入自体を辞める」16.3%

計71.7%が離脱

割とパンチの効いた結果となっています。

あなたのネットショップが従来どおりのクレジットカード、代引き、銀行振込のみの決済方法で安心しているようであれば、考えを改める必要があるかもしれません。

決済方法に問題があるかどうやって決める?

運営中のネットショップの決済方法に問題があるか否かを判断するのは非常に困難です。

結論、入れてみないと分からないというのが本音ですが、決済方法を追加して売り上げが上がったネットショップの傾向を以下に記載しますので、自社ネットショップがそれに該当しているか否かをご確認ください。

カートイン後のカート落ちが多い(もしくは増加傾向)

ここで考えるべきポイントは決済方法について、ユーザーがどこで判断するか?です。

多くのネットショップでは「ショッピングガイド」「お支払い方法」といったコンテンツで決済方法について記載しているかと思いますが、そのコンテンツの閲覧数は極少数であることが大半かと思います。

筆者は「多くのユーザーはカートインし、実際に購入する手順の中で決済方法の種類を認識する」と考えています。

ゆえにいわゆるカート落ちが多かったり、過去と比較してカート落ちが増加傾向にあると判断された場合、決済方法の追加を検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

ただ、Amazonの「あとで買う機能」や「お気に入り(気になる)機能」といった、一旦保留する機能を有していないネットショップの場合カートイン自体が「一旦入れておくという使い方」をされるケースも多いので、少し判断基準がぼやけてしまうことも考慮してください。

現在、お気に入り機能は多くのユーザーにとって当たり前の機能になりつつあります。

特に弊社が運用のお手伝いをしているネットショップでは「女性利用の多いネットショップ」でよく使われる傾向にありますので、ターゲットユーザーに女性が含まれる場合は「お気に入り機能」の導入も合わせて検討してもいいのではないでしょうか。

今必要な決済方法とは?

SBペイメントサービス株式会社が「洋服、靴などの身に付けるアクセサリー、化粧品、本、食料品、医薬品などを販売している通販サイトで最もご利用になる支払方法はなんですか?」というアンケート結果をあげてくれています。

出典:【決済手段ランキング】ECサイトで利用されている決済手段は?

上記の結果としては

1位クレジットカード(79.1%)

2位コンビニ決済(6.6%)

3位キャリア決済(2.9%)

4位代引き(2.8%)

ソフトバンクグループということもあり、キャリア決済が入ってくるのに違和感はありますが。。キャリア決済導入のネットショップはかなり少ないと思うし・・

となっています。

決済方法の追加導入に踏み切るための一つの参考にはなるのではないでしょうか?

実際ネットショップを運用していて感じること

上記決済方法のアンケートの実施は2018年12月ということなので、あまり○○ペイの認知が進んでいなかったころの調査結果なのではないかと考えています。

弊社では常時20社前後のネットショップを運用しています。

その中で感じているのが、Amazon Payの利用率の増加です。

コロナ禍ということもあり、今まであまり利用してこなかった層のネットショップの利用が加速し、その中でもAmazonの利用者数は1位です。(平均利用回数は楽天が1位)

それも影響して、Amazon Payの利用率が増加傾向にあると考えています。

実際にAmazon Payを導入して、カート落ちが14%強改善されたという例もありますし、導入事例が12件なので、数字の優位性に欠けるかもしれませんが、12件中8件のネットショップで、利用数がクレジットカードに継ぐ2位を記録しています。

○○ペイをお考えの方にはAmazon Payをおすすめします。

「ネットショップに今必要な決済方法とは」のまとめ

ユーザの利便性向上を考えた場合、一定の安全が保証されるのであれば決済方法は多い方が良いに決まっています。

ただ、運営側としては月額利用量や利率等を加味するとなんでもかんでも導入するわけにもいかないのも事実です。

このブログのまとめとしては

クレジットカード、コンビニ払い、代引きの3つの決済方法を軸として、Amazon Payを含めた4つをオススメしたいです。

ネットショップの売り上げ向上の参考になれば幸いです。

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